たまにかく

ツイッターhttps://twitter.com/kojiou3ピクシブhttps://touch.pixiv.net/member.php?id=5819749

ゲームオブスローンズ最終章感想

フォロワーさんが見るって言ってたから嬉しくなって放置してた最終章の感想かこうエヘヘ。



デナーリスは貴族制やら男子相続やら特権階級、奴隷制、そういった従来のものを壊すと言う大義名分で行動してきたのに、いざジョンがターガリエンの者と知ったら動揺しまくりで。

そこは揺らぐ必要ないのでは。ストーリー的に複雑にしたいだけかもだけど。

ジョンが王になったとしてもデナーリスの功績は讃えられるものだし。

目的を成し遂げるために自分が女王でなければいけない必要はないはず?

まあ、男尊女卑はまだ根強くあるし、王が男のジョンなら皆の支持が傾倒していく不安要素にはなる。

玉座を手に入れたデナーリスは嬉しそう。

これまでの苦労が報われた笑み。

と、女王として君臨出来る悦びの笑み。

少々かつての真っ直ぐで無垢な頃とは違う歪な感情が生まれてる感じが伝わるような。



前に語ってた自分の死に方で、ジェイミーは本当に愛する人の腕の中で息絶えました。

そうなるとブロンは息子達が遺産を巡って言い争ってるのを見ながら死ぬと言ってたからそうなるのかもしれないしティリオンはナニをしゃぶられながら逝くのかもしれない。

ティリオンはなあ。また愛する人を得て幸せになって欲しい気もするけどもう孤高の存在でいて貰えればかえってカッコいい気もする。


ジョンとデナーリスがチュウしてる時ドラゴンがジッと見てるんだけどこれは。

懐疑心なのか。ターガリエンだからか。何か見極められているのか。


今思い出したけど夜の王に献上してた赤ちゃんはどうしてるんだ…。

戦力にはならないし成長もしないだろうし赤ちゃんだけ集めてどっかいるんだろうかw


ヴァリスが粛清されたの、モヤモヤする。

デナーリスが感情的になりすぎてるような。ヴァリスの言い分間違った所ないと思う。豊臣秀吉千利休の決裂を見ているようなデジャブ。

この辺からジョンやティリオンと決定打になる乖離が始まってるし。


サーセイとデナーリスの衝突によって七王国は崩壊しました。

デナーリスは物理的にもこの歴史と貴族の歯車を壊す事には成功したわけで。

言える事は、二人とも子供の為に生きて闘ったんだなあと。

サーセイは子供達のことを何よりも心の拠り所として愛していた。死ぬ事は解っていても信じたくなかったし抗おうとしていた。

女王になってお腹の子を王にしてあの魔女の予言を全て捻り潰したかったんだろうなと。

意地になってでも成し遂げたかったと。狂気さえ感じる節はあった。ジェイミーにも狂ってると言われてましたが。


デナーリスも同じく心の拠り所として愛したドラゴンを、一頭は不慮の事故とはいえ、一頭はサーセイの軍によって殺された。

王都を焼き払う必要は無かった事はわかっていても、のうのうと生きているサーセイに一矢を報いてやらないと腑が煮え繰り返って仕方なかったのでしょう。(ミッサンディの件も重なって。姉妹のように愛してたと思う)

愛情は深いけど感情的に動きすぎているデナーリスもサーセイも王の器ではないのですよね。

王都焼き払いがデナーリス最大の過ちになりますが。。

ジョンもデナーリスをなんやかんや庇ってきたけどこれは無理となったのね。


ちなみにアリアは粉塵にまみれに行っただけで踏んだり蹴ったりでした。

クレゲインは兄との長年の確執に決着をつけることができた。

こんな兄でもクレゲインなりに兄弟愛があったのかなあと。


皆んな平和が好きなだけなのに。。

世界の片隅で生まれた恨みや復讐や傲慢が大きな争いを産むのほんとしんどい。

サーセイも私利私欲で沢山の人を憎み憎まれたことでしょう。沢山殺しておいて死にたくない!は無理なんすわー!

ジェイミー、蔑まれる人生ではあるかもしれないが…生きて欲しかった。



最期は玉座の間でジョンがデナーリスを手にかけます。

ジョンはデナーリスに最後まで愛してるとは言わなかった。大事にはしたかったけど愛ではなかった…のか。

ドラゴンはジョンを焼かなかった。ジョン1人殺しても意味がないとわかっているのか。

こんなもん(玉座)があるからいけないんだこのヤローといわんばかりに玉座を溶かしてしまいました。

頭良すぎるのか感覚的にそうさせたのか。


人の手で散々戦争の玩具にされ権力の象徴にされ絶滅に追いやられたドラゴン。

ドラゴンなりに理解しているものがあるようです。


デナーリスを持って去っていくドラゴン。

デナーリスはドラゴンの権化だったのか。

まるでこの世が見た幻かのように。

この世を破壊しつくした少女は消えてしまいました。


なんとも幻想的なデナーリスの最期でした。




話は締めへ。

ティリオンが王になるかと思ったけどここはブラン。

お飾りの王みたく言われてはいますがブランの超人的能力も王に相応しいそうで、投票という人類の叡智がうまれました!

貴族制を破壊したデナーリスの目的も無駄ではなかったという事で。

北は王政が存続するという事ね。

きっとサンサの子孫が王を継いでいくんだろうね。

もうね。あのサンサが。王の道を歩く場面なんて視聴者もカタルシスを得られた瞬間である事でしょう!



エピローグへ。


サムは出世して安泰ですね。最初は死亡フラグキャラだったのに。良かったな。。


ポドリックも堂々と騎士になっておる!


投票のときにいたけどロビンでっかくなった。。性格にやや難あり坊ちゃんではあるけどアリン家当主頑張ってほしいと応援せずにはいられない。


ブロンは金が好きでケチで大蔵大臣に抜擢とか敵役すぎて。いやあ、風見鶏でしたが応援したくなる脱力系おっさん、最後まで死なないで良かった。


グレイワームはナース島でせめて心穏やかに過ごして欲しい。


アリア西に何をしにいくんだろう。冒険か。新しい戦いの舞台がある事でしょう。


ジョンは壁の向こうへ向かいましたね。

用心棒なのか。ナイツウォッチみたく脅威からみんなを守る役目か。

まだ戦いはあるかもしれないしないかもしれない。とにかくジョンお疲れ。



もし後日談とかあるなら聞きたい!

みんな幸せになってほしいですね!